vMixプロダクションの基本になります。カメラ、ビデオ、画像、PowerPointプレゼンテーション、オーディオ、その他扱えるソース全ては入力をすることから始まります。vMixで使用するには、入力に追加してから、さまざまな設定を調整して、本番に臨むことになります。 

カメラの追加

では、カメラを追加してみましょう。多くのカメラは、内部PCIeキャプチャカードまたはUSB経由の外部SDIまたはHDMIキャプチャカードのいずれかを使用して、キャプチャデバイスを介してコンピュータに接続されるかと思います。またUSBカメラも使用できます。NDIを使用したイーサネットネットワーク経由で接続されたカメラも使用することができます。 

開始するには、カメラが接続されていることを確認し、画面の左下にある[入力の追加]メニューをクリックします。ダイアログボックスが開くと、左側に追加できるすべての入力タイプが表示されます。これらのさまざまなソースがどのように機能するかについては、他の章で詳しく書いていきますが、ここでは、[カメラ]をクリックしましょう。 

ドロップダウンメニューから、カメラまたはキャプチャデバイスをクリックします。 Magewell、Blackmagic、AJAなどのキャプチャデバイスを使用している場合、vMixはカメラ設定を自動的に検出できるはずです。ダイアログボックスでこれらの設定を確認できます。カメラのフレームレートがvMixのマスターフレームレートと一致していることを確認してください。インターフェイス画面の隅でそれを再確認できます。このソースのオーディオを使用する場合は、 [オーディオを有効]チェックボックスを入れてください。完了したら、[OK]をクリックします。

ソースの設定

ソースを追加すると、設定にアクセスできるようになります。入力を見つけて歯車アイコンをクリックします。そのソースの設定メニューが開きます。まずはここでソースの名前を変更して、わかりやすいものに変更しておくことをお勧めします。1つの番組を作成する何十から数百といったすべての要素が入力ソースとして並びますし、今後の作業において適宜選択していく必要があります。

ソースをカラーカテゴリの1つに追加することもできます。色分けされたカテゴリを使用して、入力をタブを整理できます。番組が大きいものならば、すべての入力に名前を付け、すばやく参照できるようにこれらのタブに入力を整理することを検討する必要があります。タブを右クリックすればタイトルを入力できます。

一般設定で、ソースをクリックしたときに何が起こるかを決定できます。プレビューウィンドウに移動させたり、出力に直接カットさせたり、トランジションとオーバーレイのオプションから選択したりできます。

[ オーディオを自動的にミックスする]をオンに することもできます。個々のカメラがそれぞれのマイクに接続されていて、カメラに切り替えたときにそのカメラのマイクをアクティブにする場合は、このチェックボックスをオンにします。独立したマイクのサウンドボードからのマスターオーディオソースがある場合は、このボックスがチェックされていないことを確認する必要があります。 

このダイアログボックスの左側で、この入力に対して使用できる他のさまざまな設定オプションを調べることができます。あなたは、色を調整色補正、セットポジション、設定彩度、輝度適用することができます。

キー、マルチビューオプションの設定、アクショントリガーの設定、タリーライトの制御、さらにはPTZカメラのリモート操作も可能です。

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