第二種電気工事士の技能試験は、筆記試験に合格した人が受けられる試験で、40分間で配線の作業や施工を行う試験です。 試験には工具を持ち込む必要があり、事前に公表された13問の候補問題のうち1問が出題されます。 試験では、図面通りに配線・接続するだけでなく、電線や器具の状態や圧着ミスなども審査されます。
第二種電気工事士技能試験で揃える工具は、ペンチ、ドライバー（プラス、マイナス）、電工ナイフ、リングスリーブ用圧着工具、ウォーターポンププライヤー、スケールです。 工具を選ぶ際には、試験問題を作成している電気技術者試験センターが公表している「指定工具」を選ぶことが重要です。 また、工具の使い方や注意点などもしっかりと学んでおくことが大切です。
- 第二種電気工事士の技能試験の対策については、以下のような勉強法があります。
筆記試験に合格することが前提となります。筆記試験については、マークシート方式で、100点満点中60点が合格ラインです。1問につき2点の配点なので、50問中30問正解すれば合格です。過去問集をひたすら解いて傾向と対策をしましょう。 - 技能試験は、配線図と材料を使って施工を行います。工具は持ち込みで、検品作業で出題内容が予想できます。事前に公表された13問の候補問題のうちの1つが本番で出題されます。複線図や器具への結線など覚える内容が多く、施工条件や配線図の遵守が重要です。独学で150時間、3カ月程度の勉強が目安です。
第二種電気工事士の技能試験で持ち込む工具については、以下のようなものが必要です。
以上のようなものが必要とされています。ただし、持ち込める物と持ち込めない物があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
