以前紹介したInsta360 Linkですが、これに付属しているケーブルは1m50cmのものでした。もちろんノートパソコンのUSB-Cコネクタから液晶の縁までであれば、十分な長さなのですが、配信を複数人でおこなう際のカメラとして使用しようとすると、この長さでは足りないなぁと思いまして、今回8mのケーブルを購入してみました。
Xiwaiというブランドの8m USB 3.1 Type C オス - USB3.0 Type A オス リピーターケーブルです。
通常、USB2.0ケーブルは5mまでのものが多く、それ以上のものは今回もついているリピーターが入っていたりします。また、USB3.0に関しては、規格としては3.0mまでとなっているので、今回のものは規格外で非推奨という事になろうかと思います。また、Insta360 Linkに関して言えば、その取説内で「付属のケーブルを使用してください」とうたっていますので、それ以外のケーブルの使用は自己責任ということになります。
ですので、私も自己責任で今回の8mケーブルを試してみました。個人的な意見感想でいえば、問題なく使用することができました。
最終的には右のような現場で、今までは一眼カメラでやっていた撮影が、Insta360 Linkに置き換えることができれば、カメラのセンターを気にする必要は無くなりますし、機材も超小型化されケーブルもUSBで済むようになります。HDMIではなくなるので、キャプチャーボードを積んだデスクトップPCではなくノートパソコンでも大丈夫になるでしょう。
そのためには、例えばThunderbolt4のDockにInsta360 Linkを4台ほど8mなどで接続して、Thunderbolt4のDockとノートパソコンが2~5mくらいのケーブルで接続して動くのであれば、現場の設営的にはめちゃくちゃ楽になるなぁと考えています。Thunderbolt4のケーブル長の規格としては2mとうたっていますが、Appleが既にThunderbolt 4 Proケーブル3mを販売(17,800円)しています。
Dockの検証はまだおこなえていません。Anker PowerExpand 5-in-1 Thunderbolt 4 Mini Dockなどで動けば理想的です。別途DC-inがあるタイプのThunderbolt 4 Dockであれば、5台までは動きそうな気がしている(USB2.0の規格値が480Mbpsでこちらは全く問題なし。給電がInsta360 Linkには1.5Aくらい欲しい感じなのでそうなると各ポート7.5Wは必要なのか?)ということで、Anker PowerExpand 5-in-1 Thunderbolt 4 Mini Dockならば各ポート15W、つまり3A対応なので問題なく動くのではないかという机上の空論。
USB3.0 Type-C==Type-A 8mケーブル |
Insta360 Link | Thunderbolt 4 Pro 3m |
これで動いたらいいなという希望的観測なThunderbolt 4 Dock |