Insta360 Linkのソフトウェアを見ていきましょう。
まずはダウンロードです。Insta360のホームページのフッターに「アプリケーション」というリンクがあります。進みますと、Insta360 Linkがあります。
「デスクトップコントロールソフトウェア」をインストールしましょう。
もしかすると、忠告が出てくるかもしれません。詳細情報をクリックすると「実行」が押せます。私のPCでは、ウイルスバスターでも警告が出ました。実行すると、インストールを進める事ができます。
インストールが終了し、Insta360 Link Controllerを実行すると、初回起動時はチュートリアル的な表示がされます。
順番に押してみましょう。
左はプレビューのオンオフです。
となりはカメラの解像度。
追跡モード
ホワイトボードモード
オーバーヘッドモード
デスクビューモード
になっています。
では追跡モードです。常に顔が中心になるようにジンバルが追いかけてくれます。
そして、この追跡モードと一緒に使いたいのが、詳細設定にあるAIズームです。
AIズームには、顔/半身/全身とあります。では顔で試してみましょう。
このように常に顔の寄りショットになるようにジンバルによるパン/ティルトに加えて、ズーム操作もやってくれるようになります。
では、立ち上がって少し離れてみます。
だいたいカメラから4mくらい離れました。
では、ジェスチャーを試してみます。
その前に、ホワイトボードモードのためのマーカーを準備します。このマーカーを四隅に貼っておきます。
「パー」で自動追跡、「L字」でズーム操作、「チョキ」でホワイトボードモードになります。
この様なジェスチャーでカメラモードを切り替えることができるので、ホワイトボードを使った講義やプレゼンなどで活用できるでしょう。
では他も見ていきましょう。
画像設定タブにあるのは、カメラの詳細設定になります。
デフォルトは自動ですが、ISOやシャッター露光カーブを手動にすることもできます。
ホワイトバランスは、色温度(ケルビン)での指定が可能です。
明るさ、コントラスト、彩度、シャープネスも手動設定ができ、それらをプリセットとして保存しておけます。
ジンバル操作です。PTZカメラのように、画面上のスティックを動かすことでカメラの操作が可能です。カメラ位置をポジションとして保存しておき、瞬時に切り替えることも可能です。このポジション移動のスピードコントロールは出来ません。
Insta360 Linkのソフトウェア設定を見てきました。
単なるトークの配信だけではなく、自動追跡とAIズームを活用したダンスなど動きがあるもの。ホワイトボードを用いた講義や発表。今回は見てきませんでしたが、オーバーヘッドモードやデスクビューモードを用いた絵画や漫画、POP、手芸などの手元作業の様子など。Insta360 Linkは、手軽に撮影・配信できるようになるカメラです。