vMixには、機能とオプションがたくさんあります。ですが、それらすべてを習得していなければ配信が出来ないということはありません。まずは、インターフェイスの全体的なレイアウトと機能をよく理解しておきましょう。
すべてをマスターする必要はまだありません。このページでは、インターフェイスがどのようにレイアウトされているかが理解できれば十分です。たぶん、vMixのすべての機能を使用するオペレーターはほとんどいないと思います。ですが、それらがどこにあるかを知っておくとよいでしょう。
プレビューウィンドウと出力ウィンドウ
vMixを初めて開くと、空白のキャンバスが表示されます。画面の大部分を占める2つのウィンドウは、右が「出力」ウィンドウで、左側が「プレビュー」ウィンドウです 。
出力ウィンドウには、現在ライブストリーム(配信)またはレコーディング(録画)されているものが表示されます。これは、プログラムモニターとも呼ばれることがあります。出力ウィンドウに表示されるものはすべて「ライブ」です。つまり、有効な機能に応じて、録画またはライブストリーミングされます。
プレビューウィンドウは、トランジションボタンを使用して入力ソースを出力させる前に、入力ソースを確認表示できます。プレビューウィンドウを使用すれば、次に出力すべき適切なソースがあることを確認できます。
トランジションバー
画面の中央、プレビューウィンドウと出力ウィンドウの間にあるのがトランジションバーです。ここで、プレビューウィンドウの内容を出力に送り出すできます。トランジションには、カットを含む複数のオプションがあります。各追加オプションの横には、いくつかの追加のプリセットトランジションから選択できるドロップダウンメニューがあります。下部には手動フェーダーバーもあり、トランジション速度を手動で制御できます。
その他の機能
vMixのその他の機能については、今後の章で説明していきますが、インターフェイスを把握するのにも時間がかかるはずです。より高度な設定のいくつかを調整するには、右上の[設定]メニューを確認してください。
[入力エリア]vMixの左下半分は、インタフェースの最も重要な部分の一つ、入力エリアです。ここに、カメラ、ビデオ、画像、Webサイト、音声など、制作に追加したいすべてのものを呼び出しておきます。呼び出しは画面の左下の[入力の追加]からおこないます。
[記録] を選択すると、出力の録画が可能になります。歯車のアイコンをクリックすると録画の設定項目が表示され、ファイルタイプ、場所、およびその他の録音設定が開きます。
[外部出力]を使用すると、いくつかの方法でvMixのオーディオとビデオを送信することができます。歯車をクリックして、どのソースをどの出力に割り当てるかを選択することができます。
[ストリーム]これを押すと配信が開始されます。事前にストリームの横にある歯車をクリックして、ライブストリーム先などを設定しておきます。
右端には、オーバーレイ設定、統計、ショートカット、および他のいくつかのサブメニューを表示するハンバーガーメニューを含むいくつかのメニューがあります。